頑固な肩こりは過労や悪い姿勢などが原因！

肩こりの原因には、主に次のようなものがあります。

　運動不足

筋力の低下によって筋肉が疲労しやすくなります。

　肩の使いすぎ

長時間の重労働やスポーツなどで、筋肉を使いすぎると、筋肉が疲労してしまいます。

　長時間同じ姿勢を続ける

筋肉の同じ部位に、軽度でも持続して負担がかかると、筋肉が疲労したり、交感神経の興奮を招いたりします。

　ストレス

交感神経の興奮を招き、筋肉の緊張が高まります。

　悪い姿勢

姿勢が悪いと、筋肉が疲労しやすくなります。

　なで肩、肥満など

なで肩や肥満がある場合も、肩にかかる負担が大きくなりがちです。

肩こりは生活習慣の改善も大切

肩こりの治療では、主に保存療法が行われます。ただし、自分では肩こりと思っていても、原因となる別の病気が隠れている場合もあります。強い痛みがあったり、なかなか改善しない場合、医療機関を受診して原因を確かめたほうが良いでしょう。
主な保存療法には次のようなものがあります。
・生活習慣の改善・・・過労、長時間同じ姿勢をとる、姿勢の悪さなど、肩こりを招く生活習慣を改善します。
・運動療法・・・ストレッチなどで、硬くなっている筋肉をほぐしたり、筋力の強化を図ります。
・温熱療法・・・筋肉を温め、血流を改善します。自宅では、蒸しタオルで首の後ろを温めたり、お風呂で塗る目の湯につかったりすると良いでしょう。医療機関では、超音波、低周波、超短波などを発する装置を用いたり、加熱したホットパックを肩に当てたりします。